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立川 崇之; 鈴木 喜雄; 武宮 博; 林 伸彦; 鎌田 功
no journal, ,
核融合プラズマの制御シミュレーションでは、時間経過とともに不安定になりかけたプラズマを安定化し、長時間にわたって制御する。このため、多様な要素コードを長時間連携させた計算が必要となる。従来からさまざまな連携制御支援ツールが開発されているが、連携できるシミュレーションが限られたり、コードに大幅な修正を要するという問題が存在する。さらに、長時間に及ぶ連携実行では、計算機の予期せぬ停止への対処も必要である。これらの要因により、統合シミュレーション実現には多大な労力を要していた。本研究では、要素コード間で授受されるデータファイルの仕様及び関係を定義する一般的な枠組みを構築し、多様なプログラムをほとんど修正することなしに連携可能とした。また、長時間継続実行を支援するために、シミュレーションの停止を検知する機能と、障害発生時点からの自動再実行機能を実現した。本機能を核融合プラズマの統合シミュレーションに適用し、1%以下のコード修正で約30時間に及ぶ自動実行が可能であることを確認することで、有効性を検証した。